『うさとの服展 2009・春』
たくさんのお客様のご来店本当にありがとうございました。
みなさんが服をまとい素敵に変身された姿を
何度も何度も拝見させていただきました。
それは私たちにとって確かに幸せなことでした。
重ねて、、、本当にありがとうございました。
展示会が終わったあと、
私たちは恒例のお片づけのお仕事があります。
残った服を広げて、たたみ直して、梱包します。
数百枚の服ぜんぶこの作業をするのは大変と思われるかもしれませんが、
実は、これも確かに幸せなことなのです。
「今回は~でよかったね」「次回は~にしてみようよ!」
なんて話しながら・・・
ひとつひとつの服を丁寧に触っているといろんなことに気付きます。
とにかく手の込んだ布であることに驚かせれます。
そして改めてさらに大切に扱いたくなります。
重ねた服の一番上にはうさぶろうさんの直筆メッセージカードを載せます。
このカードは日本全国の展示会を服と一緒に回っているのです。
そして、「また素敵な服がたくさんきますように」と願って箱を閉じるのです。
最後にぼろぼろに壊れるまで使いまわします。
この服たちは一度京都のうさとジャパンに戻り、
またそこできれいにアイロンをかけ、たたみ直し、
誰かとのご縁を結びにまた展示会にでかけていくのです。
今回、みなさんとご縁のあったうさとの服ですが、
洗い方などの簡単なお手入れのポイントを少し説明させていただきます。
草木染めは化学繊維、化学染料に比べると多少色落ちがしやすいです。
それなので色止めのために、
まず最初のお洗濯の時、綿・麻は塩で、 絹は酢で水通しをしてください。
トップス・スカーフ大さじ1、ボトムス大さじ2、ワンピース大さじ3が分量の目安です。
手洗いする方も多いですが、
洗濯機に洗剤の代わりに塩や酢を入れて弱流コースで大丈夫です。
二回目以降のお洗濯は合成洗剤の使用は避け(漂白剤、蛍光剤が衣類を傷めます)、
石鹸洗剤などをご利用ください。
この時も洗濯機で大丈夫ですが、裏返しにしてネットに入れて
日陰干しなどをしますとより永くきれいに着ていただけると思います。お試しください。
うさとの服は布を贅沢に使っていたり、形も変わっているようで
たたむのが難しそうに見えますが・・・
きちんときれいに四角にたためます。まるで和服と同じなんです。
すっきりと箪笥におさまるのが気持ちいいです。
他にも何かわからないことがありましたら、
展示会以外でももちろん構いませんので気軽にお尋ねくださいね。
一番のお手入れはとにかく「着る」ことです。
たくさん着てなじむと、服も自分もますます気持ちよくなりますよ。
次回の展示会は7月です。
またさらに、みなさんに楽しんでいただけるようにがんばります。
通常の営業は明日18日からです。
今回の展示会での感動、感謝の気持ちを心にとめて
また新たな気持ちでみなさまをお迎えしたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
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